柔道日本男子がサンボ講習会参加 中矢に刺激「参考になる」

[ 2013年5月18日 19:46 ]

 柔道の世界選手権(8~9月・リオデジャネイロ)男子73キロ級代表の中矢力(ALSOK)ら男子代表8選手が18日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでロシア生まれの格闘技、サンボの技術講習会に参加した。ロンドン五輪銀メダルで寝技が得意な中矢はロシア人コーチの指導に「自分が知っているのと全然違う。参考になる」と刺激を受けた様子だった。

 ロンドン五輪の柔道でロシア男子は3階級制覇。躍進に目をつけた日本男子代表の井上康生監督が練習参加を発案した。

 サンボは競技の起源が柔道にあるともいわれ、関節技や寝技が中心。この日は、投げ技から関節技へ移行する際のこつやガードの崩し方などの指導があった。井上監督は「サンボの関節技の技術は高かった。それを見ることで感じることもある」と満足そうに話した。

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2013年5月18日のニュース