岸川&水谷組 メダル確定!気迫のプレーで台湾ペア下す

[ 2013年5月18日 06:00 ]

男子ダブルス準々決勝で台湾ペアを破り、メダル確定を喜ぶ岸川(右)、水谷組

卓球世界選手権第5日 岸川(スヴェンソン)、水谷(ビーコン・ラボ)4―2江宏傑、黄聖盛(台湾)

(5月17日 パリ・ベルシー体育館)
 男子ダブルス準々決勝で水谷隼(23=ビーコン・ラボ)、岸川聖也(25=スヴェンソン)組が台湾ペアを下し、銅メダル以上が確定した。張一博(27=東京アート)、松平賢二(24=協和発酵キリン)組は4強入りを逃した。

 男子ダブルスで岸川、水谷組は準々決勝で江宏傑、黄聖盛(台湾)を4―2で退け、メダル獲得が決まった。第1ゲームを落としたが、第2ゲームを取ると流れに乗った。第3ゲームのゲームポイントでは水谷がコート横のフェンスを飛び越えながら得点を決めるなど、気迫を前面に押し出した。2―2に追いつかれながらも、声を出し合い集中力を切らさず、勝利の瞬間は抱き合って喜んだ。2人は09年横浜大会で銅メダルを獲得しており、岸川は「銅メダルはあるのでそれ以上を狙う」と話していた。水谷も3回戦で丹羽・松平健組を下し「メダルへの大きな前進」と自信を深めていたが、言葉通りに結果を出した。

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2013年5月18日のニュース