ニックス踏みとどまった!アンソニー両軍最多28点で

[ 2013年5月18日 06:00 ]

シュートするニックスのアンソニー(左)

NBAプレーオフ地区準決勝

 NBA東地区2位のニックスは地元ニューヨークで3位ペイサーズを85―75で退けて2勝3敗。カーメロ・アンソニー(28)が両軍最多の28得点を挙げ、崖っ縁で踏みとどまった。第6戦はペ軍の地元インディアナポリスで18日に行われる。西地区では2位スパーズが6位ウォリアーズを敵地オークランドで下して4勝2敗。2年連続通算12回目の地区決勝進出を果たし、同じサウスウエスト・ディビジョンに所属する地区5位のグリズリーズとファイナル切符を懸けて対戦する。

 ニックスのアンソニーは28本中12本のシュートを成功させ、第4Qも7得点と奮闘。「いつもと同じ気持ちで試合に臨んだ」と最後まで仕事をきっちりとこなした。第4戦で26得点を挙げたペ軍のヒルが脳振とうで欠場。相手の戦力ダウンに助けられた一面もあったが、スミスとコープランドが各13得点を挙げるなどアンソニー以外の選手もいい働きを見せた。しかし1勝3敗からの逆転はNBAでは過去8回のみ。依然として“歴史の壁”が目の前に立ちはだかっている。

 ≪1勝3敗から突破したのは1度だけ≫NBAで1勝3敗からシリーズを突破したのは06年のサンズが最後。レイカーズとの1回戦で○●●●となったが、このあと3連勝した。

 ◆減俸提示 来季の年俸が2270万ドル(約23億2000万円)となるマーベリクスのダーク・ノビツキー(34)が、14年以降の自身の年俸削減をチーム側に提示。余剰資金で戦力を強化するように求めた。

 ◆合意 キングスを所有するマルーフ一族は16日、シアトルへの売却をオーナー会議が拒絶したことを受け、サクラメント残留を打ち出している実業家に全株式の65%を売却することで合意。総額は3億4800万ドル(約355億円)となった。

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2013年5月18日のニュース