スポーツに政治と宗教はご法度…イスラム圏の票離れる可能性も

[ 2013年5月1日 06:00 ]

猪瀬都知事“イスタンブール批判発言”謝罪

 猪瀬知事は謝罪して幕引きを図ったが、宗教への言及は思わぬ反発を招く可能性があり、影響を懸念する声が多い。

 五輪招致に携わった経験もある原田宗彦早稲田大教授は「スポーツの世界で政治と宗教はご法度。どれだけのダメージになるか計り知れず、イスラム圏の票が離れる可能性もある」と指摘した。

 アジア・オリンピック評議会(OCA)は、クウェート王族のアハマド会長が牛耳る。東京はアジア票固めで同会長を頼りにするだけに、日本オリンピック委員会(JOC)の市原則之専務理事は「すぐにイスラム圏を二重、三重に回って誤解を解く必要がある」と述べた。

 猪瀬発言の影響について五輪専門サイトの英国人編集長、ダンカン・マッカイ氏は「東京はこの問題を拭い去り、軌道修正する時間がたくさんある」との見方を示した。一方で「ライバル都市はこの状況を最大限に利用しようとするだろう」と予測した。

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