中大 創部80年目の初優勝「厳しい練習が実を結んだ」

[ 2013年4月30日 06:00 ]

<関東大学アイスホッケー選手権決勝 中大・明大>優勝を決め喜ぶ中大

アイスホッケー秩父宮杯第61回関東大学選手権最終日

(4月29日 東京・DyDoアリーナ)
 Aグループの決勝、および順位決定戦が行われ、昨年と同じ顔合わせとなった決勝は中大が第1ピリオド終了直前、FW中島の挙げたゴールを守りきり明大を1-0で下して悲願の初優勝を果たした。

 明大の最後の反撃を封じ初優勝が決まると、抱き合い、胴上げと喜びのオンパレードだ。中大は明大のパワーに終始苦しみ、第2ピリオドには2人退場のピンチに見舞われながら1点を守り切ったGK小野田は「厳しい練習が実を結んだ」とうれしそう。アイスホッケーは1934年(昭9)創部で1月の大学選手権では連覇を果たしたが、伝統の関東大学では春、秋の大会を通じて初優勝とあって、江守監督も「スキルでは劣っても、学生らしくチーム力の勝利。本当にうれしい」と目を潤ませていた。

 【最終順位】(1)中大(2)明大(3)早大(4)日大(5)法大(6)慶大(7)日体大(8)神奈川大(9)専大(10)青学大(11)大東大(12)東海大(13)立大(14)昭和大(15)国士大(16)慶大医学部(17)明学大(18)駒大(19)筑波大 

 【表彰選手】▽最優秀選手 辻寛太(中大)▽最優秀新人 鈴木健斗(中大)▽ベスト6 GK=小野田拓人(中大)DF=伊藤剛史、東城佑紀(中大)FW=越後智哉、中島彰吾(中大)上野滉太(明大)  

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