松山 世界の王から激励メール 電話でも祝福され大感激

[ 2013年4月30日 06:00 ]

ティーショットを放つ松山。月曜の練習日にもかかわらず、大勢のギャラリーが…

 松山英樹(21=東北福祉大)が、福岡ソフトバンクホークス球団取締役会長・王貞治氏(72)の言葉を胸に新人初の2週連続優勝を狙う。国内最速となるプロ2戦目で優勝したつるやオープンの試合後、王氏から東北福祉大・阿部靖彦監督(50)のもとに激励メールが届いた。王氏が実行委員を務めるザ・レジェンド・チャリティー(5月11日開幕、千葉・麻倉GC)で対面する予定で、最高の報告をするつもりだ。

 松山の視線は既に5月2日開幕の中日クラウンズへと向けられていた。優勝から一夜明けた29日は、会場の名古屋GC和合Cで18ホールの練習ラウンドを行い調整。「気持ちは切り替わっています。試合が続いているので多少は疲れてますけど、今週も頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。

 怪物ルーキーを一目見ようと、昨年の月曜日は141人だったギャラリーは5倍以上の794人にまで膨らんだ。期待に応えるように松山は5番パー4で140ヤードの第2打を直接沈めてイーグルを決めた。好調を維持してプロ3戦目に向かう。

 最高のモチベーションがある。前夜に“世界の王”からサプライズメールが来たのだ。野球界とも交流があり、かねて王氏とも親交のある阿部監督へ届いたものだが、そこには「松山選手、プロ2戦目での優勝おめでとうございます。厳しい世界ですが、彼なら先頭に立って(日本ゴルフ界を)けん引してくれるでしょう」との言葉。野球界のスーパースターが松山をゴルフ界のスターに指名した。阿部氏はすぐ王氏に電話をかけてお礼。居合わせた松山も電話で話し、「おめでとう。レジェンド・チャリティーで会おう!」とねぎらいの言葉をもらった。王氏とは昨年5月の同大会で初対面しているが、直接の言葉に「感激しました」と気合は高まった。

 先週159位だった松山の世界ランクは優勝によって、石川遼(118位)をかわして108位に浮上。同100位以内に与えられる全米プロ(8月8日開幕)の出場権を視界に捉えた。5月末時点で同60位以内となれば全米オープン(6月13日開幕)の切符も手に入る。「成績を出さないと60位も見えない。しっかりポイントを取れるように頑張りたい」。新人が2戦連続優勝を飾れば73年のツアー制施行後では初。怪物が今週も記録に挑む。

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