赤羽3位も3度目世界陸上に届かず ロンドン・マラソン

[ 2013年4月21日 20:34 ]

2時間24分43秒で3位に入った赤羽有紀子

 ロンドン・マラソンは21日、ロンドン市街のコースで行われ、8月の世界選手権(モスクワ)代表の最終選考レースとなった女子日本勢は33歳の赤羽有紀子(ホクレン)が2時間24分43秒で3位に入った。日本陸連の派遣設定記録2時間23分59秒に届かず、3度目の世界選手権出場は逃した。

 伊藤舞(大塚製薬)は2時間28分37秒で7位、中里麗美(ダイハツ)は2時間33分24秒で12位。堀江知佳(ユニバーサルエンターテインメント)は2時間35分30秒で14位、渋井陽子(三井住友海上)は2時間37分35秒で17位に終わった。昨年のロンドン五輪銀メダルのプリスカ・ジェプトゥー(ケニア)が2時間20分15秒で初優勝した。

 男子は北京五輪銅メダルのツェガエ・ケベデ(エチオピア)が2時間6分4秒で3年ぶり2度目の優勝。日本のトップ選手は出場していない。

 世界選手権マラソン日本代表は、競歩とともに25日に発表される。

 ▼赤羽有紀子の話 自己ベストを更新できず残念だが、3位という結果はうれしい。中間までは集団について力をためたかったが、先頭集団のペースの上げ下げがあって、消耗した。完全に一人でフルマラソンを走った感じになった。

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2013年4月21日のニュース