長野マラソン 川内が日本男子初のV「雪は相性がいい」

[ 2013年4月21日 11:40 ]

季節外れの雪が降る中、2キロ付近で先頭を走る川内優輝

 長野マラソンは21日、長野運動公園から南長野運動公園までのコースに約9千人が参加して行われ、世界選手権代表が有力な川内優輝(埼玉県庁)が2時間14分27秒で、15回目を迎えた今大会の日本人男子初となる優勝を遂げた。

 レースは雪が降る中で行われ、川内は40キロ手前でアレクセイ・ソコロフ(ロシア)を振り切った。今大会で現役を引退する前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)は30キロすぎで途中棄権した。

 女子はナタリア・プチコワ(ロシア)が2時間30分40秒で制し、岩村聖華(肥後銀行)が日本勢最高の3位に入った。

 ▼川内優輝の話 途中からタイムは狙えないと思い、勝負に切り替えた。得意なラスト2・195キロまで我慢して勝てたので、本当にうれしい。3年前の雪の東京マラソンでも自己ベストを5分近く縮められた。雪は自分にとって相性がいい。

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2013年4月21日のニュース