川内優輝「長野は日本人がまだ勝っていないので初優勝を目指す」

[ 2013年4月20日 17:33 ]

 21日の長野マラソンに出場する有力選手が20日、長野市内で記者会見し、8月の世界選手権(モスクワ)代表入りを有力としている男子の川内優輝(埼玉県庁)は「長野は日本人がまだ勝っていないので初優勝を目指す」と抱負を述べた。

 川内は自己最高となる2時間8分14秒で4位に入った3月のソウル国際以来のマラソン。「ソウルの疲れは残っているが状態はまずまず」と自信をのぞかせた。

 今大会で現役を引退する前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)は「合宿で走り込んだ長野は第二の故郷。ここで(現役を)終えることは幸せ。信条の強気の走りを見せたい」と意気込んだ。

 ボストン・マラソンで起きた連続爆破テロについて、川内は「二度と起きてほしくない」と厳しい表情で話し、藤田は「スポーツは平和の下で行われる。卑劣で許せない」と憤った。

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2013年4月20日のニュース