一ノ瀬「どこに打てばいいか分かっている」地元で好発進

[ 2013年4月20日 06:00 ]

首位に1打差の2位につけた一ノ瀬優希

女子ゴルフツアーKKT杯バンテリンレディース第1日

(4月19日 熊本県菊池郡・熊本空港カントリークラブ=6455ヤード、パー72)
 地元・熊本出身の一ノ瀬優希(24=加賀電子)がツアー2勝目へ2位と好スタート。4バーディー、2ボギーの2アンダー、70で回り、69をマークした首位のリ・エスド(26=韓国)と1打差。14歳のアマチュア、勝みなみ(鹿児島・長田中)がパープレーの72で9位につけた。今季から米ツアーを主戦場としている有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)は、1オーバー、73で23位だった。
【第1R成績】

 地元での凱旋試合でロングパットがさえた。一ノ瀬は3番で10メートルを超えるバーディーパットをねじ込むと、13番では6メートル、17番は8メートルのフックラインを沈めてスコアを伸ばした。3月のTポイント・レディースでツアー初優勝した一ノ瀬は「自分の中で“いいところを見せないと”という気持ちもあったりした」と珍しく緊張していたというが、終わってみれば首位に1打差の2位と上々のスタートを切った。

 実家から自動車で30分もかからない距離にあり、中学時代からラウンドを重ねたコース。「どこに打てばいいかは分かっている」と自信。開幕前から、今季は「複数回優勝」を目標にしていたが、故郷に錦を飾れば、早くも実現する。この日ばかりは少し力が入ったが、「(第2日以降は)いつも通りやりたいですね」と優勝争いを見据えた。

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