大鵬像計画を積極推進 サハリン州が初会合、友好の象徴に

[ 2013年4月18日 20:56 ]

 元横綱大鵬の故納谷幸喜さんが生まれたロシア極東サハリン州中部ポロナイスク市で進む大鵬の銅像設置計画で、同州は18日、設置に向けた初会合を開き、州政府のトルトネワ副首相は計画を積極的に推進する考えを示した。会議出席者が明らかにした。

 計画を推進するビシネフスキー同州知事局顧問も「銅像はロシアと日本の友好の象徴となるのと同時に観光客を誘致することになる」と強調。設置場所として納谷さんの家があった場所や博物館周辺の2カ所が候補となっていると述べた。

 銅像をめぐっては秋田県大潟村在住の彫刻家鎌田俊夫さんが制作に名乗りを上げ、ポロナイスク市などと協議を始めている。(共同)

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2013年4月18日のニュース