世界選手権代表に18歳・萩野、山口が初選出 北島はリレー枠

[ 2013年4月15日 14:29 ]

(前列左から)星奈津美、寺川綾、鈴木聡美、金藤理絵、(後列左から)瀬戸大也、山口観弘、萩野公介、入江陵介の各選手と平井伯昌ヘッドコーチ

 日本水連は15日、世界選手権(7~8月・バルセロナ)の競泳代表31人を発表し、選考会だった14日までの日本選手権で史上初の5種目制覇を果たした萩野公介と200メートル平泳ぎの世界記録を持つ山口観弘の、東洋大の男子18歳コンビが初めて選ばれた。

 リレーを含め8種目に出場する可能性がある萩野は、昨年のロンドン五輪で銅メダルを獲得した400メートル個人メドレーで「金メダルを取りたい」と意気込んだ。山口は「日本の平泳ぎの強さを証明したい」と述べた。

 平井伯昌ヘッドコーチは戦後最多11個のメダル(銀3、銅8)を獲得したロンドン五輪を引き合いに出し「五輪にひけを取らないメダル数と、金メダルの獲得」を目標に掲げた。

 男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)や女子背泳ぎの寺川綾(ミズノ)同平泳ぎの鈴木聡美(ミキハウス山梨)らロンドン五輪のメダリストも代表入り。30歳の北島康介(日本コカ・コーラ)はリレー枠で6度目の出場が決まった。

 五輪を含めた初代表は山口や男子個人メドレーの瀬戸大也(JSS毛呂山)ら10人となった。

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2013年4月15日のニュース