スコット “ノーマンに捧げる”豪州勢初のマスターズ制覇

[ 2013年4月15日 09:24 ]

グリーンジャケットに袖を通し、笑顔を見せるアダム・スコット。右は昨年優勝のバッバ・ワトソン

USPGAツアー マスターズ最終日

(4月14日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 男子ゴルフの今季のメジャー第1戦、マスターズ・トーナメント最終日が14日に行われ、1打差の3位から出た32歳のアダム・スコットが、首位で臨んだ4年前の覇者、アンヘル・カブレラ(アルゼンチン)と通算9アンダーの279で並んだプレーオフを2ホール目で制し、オーストラリア選手として初優勝した。メジャー初制覇で米ツアーは9勝目で、賞金144万ドル(約1億4100万円)を獲得した。

 ジェーソン・デー(オーストラリア)が2打差の3位で、7位からの巻き返しを狙ったタイガー・ウッズ(米国)はさらに2打差の4位だった。14歳の関天朗(中国)が12オーバーの58位でベストアマチュアに輝いた。

 ▼アダム・スコットの話 信じられない。(優勝を決めたパットは)同じようなところから過去の優勝者が決めているのを見ていた。今度は自分の番だと思った。(母国の名ゴルファー)ノーマンはわれわれの憧れ、この勝利の一部は彼のものだ。

 ▼タイガー・ウッズの話 優勝するには65で回ることが必要だと思っていた。雨が降ってグリーンの速さが劇的に変わり、合わせるのが難しく、パットが短めになってしまった。(大会を通じて)いいプレーができたが、勝負どころでパットを決められず、ショットのミスもあった。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月15日のニュース