遼 チャージ不発56位 自己最悪パット数「ゴルフにならなかった」

[ 2013年4月15日 06:00 ]

第3ラウンド、14番フェアウェーをうつむきながら歩く石川

USPGAツアー マスターズ第3日

(4月13日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 石川のチャージは不発に終わった。61人中56位でホールアウトし、「ゴルフにならなかった」と打ちのめされていた。

 2つスコアを落として迎えた8番パー5で見せ場はつくった。ピンまで285ヤードの第2打を3Wで50センチにつける会心のショット。11年最終日の2番以来となるマスターズ2個目のイーグル。後半も2バーディーをマークしながら終盤に失速した。

 大会自己ワーストの合計34を数えたパットの不調が響いた。「いい感じで打てている」と言うが、9番では7メートルの下りのパットが8メートルオーバー。4ボギーを叩いた終盤5ホールはいずれも2メートル前後を外した。それでも「他のトーナメントよりも決勝ラウンドで学べることは明らかに多い」と前向きにとらえた。

 そして巻き返しを期した最終ラウンドの1番パー4。第1打を左の林に入れて、グリーンを狙った第2打も右へ。しかし、観客の足に当たって止まり、そこからチップイン。このホールでは10年第1日以来2個目となるバーディーで好発進するなど、7バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68として、4オーバーとスコアを伸ばし、今年のマスターズを終えた。

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2013年4月15日のニュース