ウッズは正当性主張「「“ハリントンルール”だと思う」

[ 2013年4月15日 06:00 ]

第3日、15番グリーン上でイーグルパットを外しガックリと肩を落とすウッズ

USPGAツアー マスターズ第3日

(4月13日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 ウッズは3日目のラウンド後に失格を免れた理由について「“ハリントンルール”だと思う」と話した。

 これは11年に作られたゴルフ規則33―7の補足ルールを指す。同年のアブダビHSBC選手権で、パドレイグ・ハリントンはグリーン上でマーカーを拾い上げる際にボールにわずかに触れたことがテレビ視聴者の指摘で明らかになり、スコアカード提出後だったため失格となった。しかし、その後「テレビに映る一部の選手だけが、視聴者の通報で失格になるのは不公平」との論争が起きR&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)が対応。新ルールとして、競技委員会などが、正当な措置と判断したときは、例外的な事例に限って個々に競技失格の罰を免除したり、修正することができると規定。委員会の裁定でスコアカード提出後でも失格を免れることが可能となった。

 ◆規則26―1ウオーターハザードに入った球の救済 プレーヤーは1打の罰のもとに次の中から1つを選んで処置することができる。

 a 初めの球を最後にプレーした所のできるだけ近くで球をプレーする。

 b ホールと、初めの球がウオーターハザードの限界を最後に横切った地点とを結んだ線上で、そのウオーターハザードの後方に、球をドロップ。この場合には、ウオーターハザードの後方であればいくら離れても距離に制限はない。

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2013年4月15日のニュース