盛況の春巡業が終了 白鵬「大成功だった」

[ 2013年4月14日 19:49 ]

 大相撲の春巡業最終日が14日、水戸市総合運動公園体育館で行われ、満員の3200人が観戦した。7会場で開かれた今回の巡業は総じて盛況。3月の春場所で24度目の優勝を果たした横綱白鵬は調整も順調そうで「たくさん来ていただいた。大成功だったと思う」と話した。

 春場所で9勝6敗に終わり、5月の夏場所に巻き返しを期す横綱日馬富士は、14日が29歳の誕生日。両足首痛などで稽古を積めず「今年は安定したい。治療をしっかりやる」と硬い表情だった。

 地元茨城県出身で大声援を受けた大関稀勢の里は「茨城での巡業は意外と少なかった。拍手をいただき、身が引き締まった」と奮起を誓った。

 尾車巡業部長(元大関琴風)は春巡業中、関取衆に熱のこもった土俵を務めるよう訓示した。「お客さまに身近に接して審査されるのが巡業。今こそ、ふんどしを締め直さなければならない」と話した。

続きを表示

2013年4月14日のニュース