野球、ソフトが統一団体 両会長調印、五輪へ1競技

[ 2013年4月14日 19:36 ]

 国際野球連盟(IBAF)と国際ソフトボール連盟(ISF)は14日、2020年夏季五輪での実施競技復帰を目指し、両競技団体を統合する「世界野球ソフトボール連盟(WBSC)」を設立したと発表した。共同会長となるIBAFのフラッカリ会長とISFのポーター会長が東京都内で規約に調印し、新しいロゴを発表した。

 男子の野球、女子のソフトボールを1競技として五輪復帰を目指し、試合時間短縮のため野球も7回制とする方針。同じ球場を使い、野球、ソフト8チームずつが参加して、それぞれ6日間で実施する計画という。

 フラッカリ会長は「歴史的な日だ。重要な地点にたどり着いた」と述べ、ポーター会長は「もう一度五輪に復帰するため、われわれは一つになった」と話した。

 20年五輪の実施競技は27が確定しており、WBSCは最後の1枠をレスリング、空手、スカッシュなどの7競技と争う。国際オリンピック委員会(IOC)は5月下旬の理事会で候補を1~3競技に絞り込み、9月の総会で決定する。

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2013年4月14日のニュース