入江が意地のV!萩野6冠ならず 200平は山口が優勝

[ 2013年4月14日 18:56 ]

男子200メートル背泳ぎ決勝 優勝した入江陵介(奥)と2位の萩野公介

 競泳の世界選手権(7~8月・バルセロナ)代表選考会を兼ねた日本選手権最終日は14日、新潟県長岡市のダイエープロビスフェニックスプールで行われ、男子200メートル背泳ぎはロンドン五輪銀メダルの入江陵介(イトマン東進)が1分55秒50で制した。前日、史上最多の5冠を達成した萩野公介(東洋大)は1分56秒11の2位で6種目制覇を逃したが、派遣標準記録は突破し、入江とともに代表となった。

 男子200メートル平泳ぎは2分7秒01の世界記録を持つ山口観弘(志布志DC)が派遣標準を切る2分9秒31で優勝し、4位だった五輪銅メダルの立石諒(ミキハウス)とともに代表入り。同50メートル自由形は塩浦慎理(中大)が22秒03の日本新記録で勝った。

 女子200メートル平泳ぎは金藤理絵(Jaked)が派遣標準突破の2分23秒11で勝ち、2位だった五輪銀メダルの鈴木聡美(ミキハウス山梨)とともに代表となった。同100メートルバタフライは星奈津美(スウィン大教)が58秒53で制した。

 今大会は四つの日本新が誕生した。日本水連は15日に代表を正式発表する。

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2013年4月14日のニュース