遼は通算8オーバー「課題がどんどん出てくる」

[ 2013年4月14日 09:17 ]

第3ラウンド、9番でティーショットを右の林に打ち込み、顔をしかめる石川遼

 男子ゴルフのメジャー第1戦、マスターズ・トーナメントは13日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(パー72)で第3ラウンドを行い、石川遼は1イーグル、2バーディー、8ボギーの76と出入りの激しい内容で、通算8オーバー、224の56位となった。

 ともに69で回ったブラント・スネデカー(米国)とアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)が通算7アンダーの209で首位に立った。1打差の3位でアダム・スコット、さらに1打差の4位でマーク・リーシュマン、ジェーソン・デーのオーストラリア勢が追う。

 第2ラウンドでのルール違反でスタート前に2罰打を科されたタイガー・ウッズ(米国)は70をマーク、首位と4打差の7位に踏みとどまった。ロリー・マキロイ(英国)は79と崩れて44位に後退した。史上最年少の14歳で出場し、決勝ラウンドに進んだ関天朗(中国)は77で、通算9オーバーの59位。

 ▼石川遼の話 ショットがあまり良くなかった。今まで自分がプレーした(マスターズの)中で一番難しく感じるが、まだこういうショットが打てないんだなとか、課題がどんどん出てくる。他のトーナメントよりも決勝ラウンドで学べることは明らかに多い。(共同)

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2013年4月14日のニュース