遼「ビッグスコア予感させるようなゴルフをしなければ」

[ 2013年4月14日 06:00 ]

3番ティーショットを打ち終え、ネルソンブリッジを渡る石川遼

USPGAツアー マスターズ第2日 

(4月12日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 ホールアウトから2時間後、パットの練習をしながら結果を待っていた石川に吉報が届いた。2年ぶり2度目の予選通過。「ここをクリアしないと何も始まらないと思っていた」と笑顔で関係者とハイタッチした。

 この日はパットが足を引っ張り自己ワーストに並ぶ77を叩いた。1番パー4は10メートルから3パット。パーパットは1メートル弱のスライスラインがカップに蹴られた。「1番からパットが打てない、打てないという感じで手がスムーズに動いてなかった」。常にリーダーズボードを見ながらのラウンド。そのプレッシャーでインパクト後にヘッドが止まる癖が顔を出し、フォロースルーが出なくなった。

 朝に降った雨も影響した。「グリーンが重いだろうと探りながらやっていたが、実際には変わらなかった。弱め、弱めでボールにスピード感がなかった」。実際には雨は早い時間にあがり、強い風が吹いたため「高速グリーン」のままだった。

 ぎりぎりの予選通過となったが、それでもショットには手応えがある。決勝へ向け「ビッグスコアを予感させるようなゴルフをしなければならない」と宣言した。

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