ウッズ吉兆70発進 過去4度V中3度マーク

[ 2013年4月13日 06:00 ]

15番、ティーショットを放つウッズ

USPGAツアー マスターズ第1日

(4月11日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 交際しているアルペンスキー女子バンクーバー冬季五輪金メダリストのリンゼイ・ボン(28=米国)の見守る中でスタートしたウッズは3バーディー、1ボギーで首位と4打差の70をマーク。優勝候補筆頭の底力を示した世界ランク1位は「他に良いスタートをした選手がいるが、たったの4打差。十分に優勝争いはできる」と自信たっぷりに語った。

 序盤はショットが乱れた。パー5の2番は第2打を左に曲げ、第3打がグリーンをオーバーしてパーがやっと。3番パー4は第1打を観客の中に打ち込んだ。それでも前半はボギーなし。約1メートルのチャンスにつけた6番、8番できっちりバーディーを奪うなど、さすがの安定感だった。「風が出て難しかった」という後半のバーディーは2オンした13番パー5だけ。派手さはないラウンドだったが、過去4度のマスターズ優勝のうち3度は初日を70で回っており、ウッズにとっては吉兆と言えるスコア。今季5戦で3勝のタイガーが、相性のいいマスターズで完全復活する。

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