遼 5打差23位スタート「優勝争いをするために来た」

[ 2013年4月12日 07:05 ]

第1ラウンド、明るい表情でホールアウトした石川遼

マスターズ第1日

(4月11日 米ジョージア州オーガスタ オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
 男子ゴルフの今季のメジャー第1戦、マスターズ・トーナメントが11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで開幕。世界ランク115位の石川遼(21=CASIO)は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで、マスターズでの自己最高に並ぶ71で回り、首位と5打差の23位と上々のスタートを切った。

 5年連続5度目の出場でも「さすがにがちがちだった」という1番でボギーも、2、5、8番でバーディーを奪い、前半で2つスコアを伸ばした石川。後半に入ると10番でボギー、14番ではダブルボギーとしたが、15、16番で連続バーディーを奪って立て直した。

 初日を振り返り「今までのマスターズで一番落ち着いてラウンドできた」と胸を張った石川は、「パー5でバーディーを取れているのはロングゲームとショートゲームのバランスがうまくいったということ」と満足顔。今季ここまで9試合で予選通過はわずか3試合と苦しんでいるが、「優勝争いをするために来ている。そのために必要なスタートがしっかり切れた」と大舞台での快進撃を誓っていた。

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