18歳・子出藤 初表彰台!自己最高の2位に

[ 2013年3月29日 06:00 ]

ハーフパイプ男子で表彰台に立つ(左から)2位の子出藤歩夢、1位のヤンネ・コルピ、3位の佐藤秀平(国際スキー連盟提供・共同)

 スノーボードW杯は27日にスペイン・シエラネバダで男女のハーフパイプ(HP)最終戦が行われ、男子は子出藤(ねでふじ)歩夢(北海道・北海高)が83・75点で自己最高の2位に入った。佐藤秀平(コナサーフ)は82・50点で3位だった。吉田景風(ウイングヒルズク)は11位、細川孝介(クルーズ)は13位。ヤンネ・コルピ(フィンランド)が91・00点で優勝した。日本勢が出場しなかった女子はソフィー・ロドリギュー(フランス)が制した。

 日本のエースの平岡(フッド)ら一線級が不在の大会で、18歳の子出藤がW杯で初の表彰台に立った。横2回転半や横3回転など高さのある跳躍を決め「高さが出せた。納得のいく滑りだった」と声を弾ませた。W杯参戦は2季目で、今季はここまで開幕戦の12位が最高だった。ただ、2月中旬のソチ大会は14位ながら「気持ちいい滑りができた。次に出られれば表彰台を狙いたい」と手応えを感じていた。今後に向けて「(今回は)米国などの強い選手がいなかった。次はそういう選手がそろった大会で表彰台に乗りたい」とさらなる成長を誓っていた。

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2013年3月29日のニュース