錦織8強ならず…第3シードのフェレールの強打に屈す

[ 2013年3月28日 06:00 ]

男子シングルス4回戦で敗れて悔しがる錦織圭

 テニスのソニー・オープンは26日、米フロリダ州マイアミで行われ、男子シングルス4回戦で第13シードの錦織圭(日清食品)は第3シードのダビド・フェレール(スペイン)に4―6、2―6で敗れ、8強入りはならなかった。左脇腹に痛みを抱える錦織は得意のストローク戦でフェレールの強打に押され、1月の全豪オープンに続いて屈した。

 錦織はフェレールに1時間21分で力負け。風が舞う難しい条件で「ミスを恐れすぎた」と慎重にいったところを攻め込まれた。左脇腹の痛みのため、全力でサーブを打てる状況ではなかったが「彼のストロークに対応しきれていないというか、攻めきれなかった」と言い訳をしなかった。昨年のロンドン五輪でフェレールを破ったが、これで全豪に続いて2連敗。それでも16強入りし「ベストではない状況の中でも2回勝ってここまで来られたのは自信になった。後は体もついてくれば結果もついてくると思う」と話した。

続きを表示

2013年3月28日のニュース