日馬の9勝「足首をケガしながらよく踏ん張った」 横審

[ 2013年3月25日 19:36 ]

横綱審議委員会に臨む日本相撲協会の北の湖理事長(右)

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は25日、東京・両国国技館で定例会合を開いた。大相撲春場所で、新横綱だった昨年九州場所と同じ9勝6敗に終わった横綱日馬富士について内山斉委員長は「足首をケガしながらよく踏ん張った。健闘を称えたいと(北の湖理事長に)申し上げた」と話し、問題視しない考えを示した。

 双葉山、大鵬を抜いて歴代単独最多の9度目の全勝優勝を果たした横綱白鵬には「大横綱になったのでは」と絶賛。大関陣に「もう少し気迫が欲しい」と苦言を呈した。

 自民党の副総裁で新任の高村正彦委員は「新参者として一生懸命勉強させていただきたい。(日馬富士は)この屈辱をばねにして頑張るでしょう」と話した。

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