カール・ルイス氏 20年五輪招致と被災地へエール

[ 2013年3月25日 18:58 ]

 五輪の陸上男子で通算9個の金メダルを獲得したカール・ルイス氏(米国)ら元スター選手の3人が25日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、東京が招致を目指す2020年五輪に向けて「成功を願っている」とエールを送った。

 ルイス氏は24日に訪問した東日本大震災の被災地、宮城県石巻市で中高生に陸上競技を指導したことを報告し「逆境を乗り越えて前に進む子どもたちのパワーを感じた。20年五輪で活躍してほしい」と話した。

 一行は会見に先立ち、東京都の猪瀬直樹知事と面会。20年五輪に話題が及ぶと、ルイス氏は猪瀬知事に「五輪が来るといいですね」と述べ、猪瀬知事は「被災地に希望を与えることにもなり、何とか五輪を東京でやりたいと思っている。その時はお招きするので被災地の子どもが五輪選手になっているところをぜひ見てほしい」と応じた。

続きを表示

2013年3月25日のニュース