藍 パットに苦戦…3日連続72も「悩み過ぎても仕方ない」

[ 2013年3月25日 06:00 ]

第3ラウンド、通算イーブンパーでホールアウトする宮里藍

USLPGAツアー起亜クラシック第3日

(3月23日 米カリフォルニア州カールズバッド・アビアラGC=6593ヤード、パー72)
 宮里藍(27=サントリー)は3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず、70で回った上原彩子(29=モスフードサービス)とともに通算イーブンパーで32位だった。上田桃子(26=フリー)は76と崩れ、通算6オーバーで63位。ベアトリス・レカリ(スペイン)が69で回り、通算11アンダーで首位を守った。

 宮里藍はグリーン上で苦戦した。最終18番の1・5メートルのパーパットを外し「本当にグリーンが難しい。(バーディー)チャンスは多かったのに」と最後まで入らなかったパットに苦笑いした。

 序盤からショットは安定していた。6番パー3は1メートルを外し、3パットでボギーが先行したものの、7番は1・5メートルにつけてバーディー。第2ラウンドでは池に入れてダブルボギーを叩いた8番パー5もしっかりとフェアウエーに刻み、3メートルを沈めて連続バーディーと取り戻した。

 後半はティーが前に出された16番パー4で8メートルに1オンしてバーディーを奪ったが伸ばせず、3日連続の72。グリーンは西海岸に多いポアナ芝。芽が伸びるのが早く、午後はボールの軌道が変わり、ラインを読みづらくなる。「カップ周辺の切れ方が一定しないのがすごく難しい。でも悩み過ぎても仕方ない。あと1日楽しんでやるだけです」と前向きに話した。

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2013年3月25日のニュース