高木13位も「タイム差は縮まっている 多少自信に」

[ 2013年3月23日 06:00 ]

女子1500メートル 1分59秒55で13位だった高木美帆

スピードスケート世界距離別選手権第2日

(3月22日 ロシア・ソチ)
 ソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねて行われ、女子1500メートルで高木美帆(北海道・帯広南商高)は1分59秒55で13位だった。穂積雅子(ダイチ)も出場資格を持っていたが欠場した。イレイン・ブスト(オランダ)が1分55秒38で圧勝し、3000メートルとの2冠となった。

 女子1500メートルの高木は昨年の9位から順位は落としたが、3位とは1秒48差。「上とのタイム差は縮まっている。多少自信につながる」とうなずいた。「力が入った」という序盤でスピードに乗れなかったが、終盤にきっちり持ち直し、個人種目では今季最後のレースを及第点の結果で締めくくった。これが高校生最後の大会で、4月から日体大に進学。五輪に向け「レベルアップしたい」と引き締まった表情で飛躍を誓った。

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