大関陣 連日バタバタ…「荒れる春場所」演出

[ 2013年3月12日 20:39 ]

大相撲春場所3日

(3月12日 ボディメーカーコロシアム)
 前日に続いて3人が倒れたふがいない大関陣が「荒れる春場所」を演出してしまった。大関で唯一の2連勝だった鶴竜は妙義龍の押しをさばけずに完敗。「情けないですよね、負け方が」と消え入りそうな声でつぶやいた。

 佐渡ケ嶽部屋の2大関は2連敗だ。琴奨菊は栃煌山にもろ差しを許し、すくい投げで転がされた。立ち合いに迷いがあり、自分の流れがつくれない。「密着したら相撲が取れるはず。頭を柔らかくして、もっと楽に考えろよ」と自らに言い聞かせるように言った。

 千代大龍の下手ひねりであおむけにされた琴欧洲は口を開かなかった。

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2013年3月12日のニュース