ウッズ完全優勝!自己最少パット、5年ぶりマスターズ前2勝

[ 2013年3月12日 06:00 ]

キャデラック選手権で優勝し、キャディーと喜ぶタイガー・ウッズ(右)

 男子ゴルフの世界選手権シリーズ、米ツアーのキャデラック選手権最終日は10日、米フロリダ州ドラルのTPCブルーモンスター・ドラル(パー72)で行われ、71で回ったタイガー・ウッズ(米国)が通算19アンダーの269で、2位に2打差をつけて今季2勝目を挙げた。

 マスターズ前に2勝するのは5年ぶりで「マスターズ前に勝つのはとても気分がいい」と満足げ。通算勝利は最多記録にあと6勝の76勝となった。

 この大会は7勝目で、初日から首位を譲らず完全優勝。一日平均25パットは自己最少で、4日間のバーディーも自身最多の28にあと1つに迫るなど、無敵だったころをほうふつさせた。「メジャーや世界選手権での勝利は特別。それを味わうために勝負している」と勝者の弁も自信満々。21日開幕のアーノルド・パーマー招待で勝てば、世界ランク1位に復帰する可能性も出てきた。

 ≪高まる正確性≫スポーツ専門局ESPNによれば、ウッズは残り50~125ヤードのショットで正確性を高めている。今季、このショットで寄せたピンまでの距離は平均4メートル29で、これはツアー全体の9位。11年は6メートル32(163位)、12年は5メートル61(84位)で、ショートゲームの“進化”が好成績につながっている。

続きを表示

この記事のフォト

2013年3月12日のニュース