レスリングのエリートアカデミー強化継続、JOC副会長明言

[ 2013年3月12日 06:00 ]

修了式を終え記念撮影する(左から)レスリング・宮原、卓球・谷岡、卓球・佐藤、フェンシング・柳岡

 有望なジュニア選手を寄宿制で育成する日本オリンピック委員会(JOC)エリートアカデミーの修了式が11日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、レスリング女子で10年ユース五輪金メダルの宮原優(東京・安部学院高)ら4人が巣立った。

 20年五輪でレスリングが除外危機に面しているが来年度も同競技から3人が入校予定で、福田富昭JOC副会長は「来年も再来年も続けていきたい」と強化を続ける意向を示した。

 4月から東洋大に進学する宮原は「(除外危機の)実感が湧かない。今は16年五輪での金メダルを目指して集中したい。今年は全日本で勝って世界選手権優勝が目標」と話した。

続きを表示

2013年3月12日のニュース