西武、2連勝で勝ち点6“王手” IH全日本女子選手権

[ 2013年3月9日 19:56 ]

<西武・御影グレッズ>第3ピリオド、床(左から2人目)が得点を決め、喜ぶ西武の選手

 アイスホッケーの全日本女子選手権第3日は9日、北海道・帯広の森アイスアリーナで1~4位決定リーグを行い、西武は6―0で御影グレッズに快勝し、2連勝で勝ち点を単独トップの6に伸ばした。10日は勝ち点4の三星ダイトーペリグリンと対戦し、負けても延長にもつれ込んだ時点で2連覇が決まる。西武は2月にソチ冬季五輪出場を決めた日本代表の久保が2得点した。Daishinは同代表の山根の決勝点で、延長の末に2―1で三星ダイトーペリグリンを下し、勝ち点を2とした。

 西武が徐々に本領を発揮して快勝した。1―0だった第1ピリオドの中盤、反則で2選手が同時に2分間の退場となるピンチを無失点でしのぎ、流れに乗った。主将の足立は「相手はチャンスを逃したことでリズムを崩した」と振り返った。

 10日に2連覇を懸け、三星ダイトーペリグリンと対戦する。八反田監督は「個々のスキルは相手の方が勝っている。スピードを生かし、チーム力で対抗したい」と力を込めた。

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2013年3月9日のニュース