「スマイル」小池、救急車で搬送 フェンスに頭を強打

[ 2013年3月9日 06:00 ]

担架に運ばれる小池に駆け寄る藤本

全日本女子アイスホッケー選手権第2日

(3月8日 北海道・帯広の森アイスアリーナ)
  順位決定予備戦が行われ、2年ぶりの優勝を狙う三星ダイトーペリグリンは、日本代表DF小池詩織(19)が負傷退場するアクシデントがあったが、日本代表主将の大沢ちほ(21)の2得点などで御影グレッズを3―0で破った。連覇を狙う西武プリンセスラビッツは4―0でDaishinを下した。

 会場が騒然となった。第1ピリオド18分、三星ダイトーペリグリン・小池が相手選手の後ろからのチェックを受け、フェンスに頭を強打。ヘルメットが壊れ、鼻血が出て右まぶたも裂傷し、救急車で搬送された。検査の結果は鼻骨骨折だったが、永井監督は「大丈夫だと思う」と説明。医師からも試合出場にゴーサインが出ており、9日の試合は当日の状態を見て判断することになる。4月の世界選手権(ノルウェー)のメンバー視察に訪れていた日本代表の飯塚監督は「脳振とうだったら心配でしたが、大事に至らずに良かった」と安どの表情だった。

 ▽1~4位決定リーグ
(3)三星ダイトーペリグリン 3―0 御影グレッズ(0)
(3)西武  4―0 Daishin(0)

 ▽5~8位決定リーグ
(3)トヨタシグナス 5―0 クイーンベアーズ(0)
(2)札幌インフィニティーズ 2―1 釧路ベアーズ(1)

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2013年3月9日のニュース