日馬 初の東横綱、初日は過去8勝6敗の栃煌山と対戦

[ 2013年3月9日 06:00 ]

熱が入った稽古をする横綱日馬富士(右)

 日本相撲協会は8日、春場所(10日初日、ボディメーカーコロシアム)の取組編成会議を開き、初めて東の正横綱で臨む日馬富士(28=伊勢ケ浜部屋)は初日に小結・栃煌山(26=春日野部屋)、2日目に栃ノ心(25=同)と対戦することが決まった。大阪市内の稽古場で栃煌山について尋ねられると、15連勝中の横綱は「ベストを尽くすだけ。相手も強くなっているし集中したい」と警戒を強めた。

 栃煌山には過去8勝6敗。全勝Vの先場所では初日に寄り切りで勝ったが、内容は互角だった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)からは「みなさん横綱同士の全勝対決が見たいでしょう」と、千秋楽までの連勝指令も出ている。東の正位として格の違いを見せたいところだ。

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2013年3月9日のニュース