加藤 1年ぶりの表彰台に満面の笑み

[ 2013年3月9日 00:47 ]

ノルディックスキーW杯複合個人第15戦

(3月8日 フィンランドのラハティ)
 世界選手権の個人ノーマルヒルで6位入賞し、自信を深めている28歳の加藤が前半飛躍で2位につけると距離でも粘った。約1年ぶりの表彰台に両手を挙げてゴール。「体は(世界選手権の)疲れで重かったけど、うまく走れた」と満面の笑みだった。

 ジャンプでは助走が安定し、飛び出しにも迷いがない。首位とわずか2秒差につけた。課題の距離でもW杯個人総合首位のフレンツェルに終盤まで食らい付いた。日本選手で表彰台を争ったことに「走っていて楽しかった。残り2戦でも同じことをしたい」と声を弾ませた。

 世界選手権で一回り大きくなった中堅選手が着実にレベルアップを遂げようとしている。(共同)

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2013年3月9日のニュース