渡部暁２位、加藤は３位　Ｗ杯複合個人第１５戦

　ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）複合は８日、フィンランドのラハティで個人第１５戦を行い、エース渡部暁斗（北野建設）が今季５度目の表彰台となる２位に入った。

　加藤大平（サッポロノルディックク）も昨年３月以来２度目の３位になった。渡部善斗（早大）も４位に続いた。個人総合首位のエリック・フレンツェル（ドイツ）が今季５勝目、通算８勝目を挙げた。

　永井秀昭（岐阜日野自動車）は１１位、山元駿（ゴールドウイン）が３６位。Ｗ杯初出場の１９歳、渡部剛弘（明大）は４５位だった。

　渡部暁は前半飛躍（ＨＳ１３０メートル、Ｋ点１１６メートル）で８位。後半距離（１０キロ）は首位に３８秒遅れでスタートし、順位を上げた。

　▽渡部暁斗の話　世界選手権の後はモチベーションも下がっていたこともあったけど表彰台に乗れたのはやっぱりうれしい。また頑張ろうという気になった。一人で追い付いたのでいいレースだった。（共同）