スキー・ハーフパイプってどんな競技?

[ 2013年3月7日 06:00 ]

ハーフパイプ女子で3位になった小野塚彩那
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フリースタイルスキー世界選手権第2日

(3月5日 ノルウェー・オスロ)
 ――スキー・ハーフパイプ(HP)って?

 「半円筒状のコースでアクロバティックな空中技を競い合う競技です。北米などで若者を中心に人気があり、日本でもスノーボード愛好者とともにスキーでHPを楽しむ層が増えています。モーグル、エアリアル、スキークロスと同じフリースタイルスキーに分類されています」

 ――試合はどんなふうに進んでいくの?

 「予選で2本滑り、上位選手が決勝に進みます。決勝でも2本滑り、いい方のスコアが最終成績となります。踏み切り・着地の方向や、空中でスキーを握るグラブの有無や場所、技の回転数などが採点の対象となり、空中の高い位置でスムーズに行われるほど高得点になります」

 ――いつから行われているの?

 「離れ業を売りにするエクストリームスポーツの頂点の大会Xゲームでは11年前から、世界選手権では8年前から始まりました。国際スキー連盟主催のW杯では03~04年シーズンから始まり、今季は全5戦です。Xゲーム以外にも欧米では毎週のようにイベントが開催されています」

 ――小野塚選手はこれでもうソチ五輪代表に決まりだね。

 「それはまだ分かりません。ソチ五輪に派遣するかどうかは全日本スキー連盟の判断になります。HPはまだナショナルチームも結成されておらず、選手は強化指定による活動費の支援も受けていないのが現状です。ただし、今季の活躍は大きなプラス材料になるはずです」

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2013年3月7日のニュース