有村 米ツアーのレベル痛感 21位後退、ショット精彩欠く

[ 2013年3月2日 06:00 ]

16番でティーショットを放つ有村

USLPGAツアー HSBCチャンピオンズ第2日

(3月1日 シンガポール セントーサゴルフクラブ セラポンコース=6600ヤード、パー72)
 米本格参戦初戦の有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)はイーブンパーの72と伸び悩み、通算3アンダーで11位から21位に後退した。首位とは8打差。起伏に富んだフェアウエーからのショットで精彩を欠き、2バーディー、2ボギーだった。ステーシー・ルイス(28=米国)が66を出し、通算11アンダーで単独首位に立った。

 有村が悔やんだのは、3番の第2打だった。急な左足下がりのフェアウエー。残りは200ヤード。5Wで打った1打は、スライス気味にグリーン右前のバンカーに落ちた。左足下がりは、右方向に出やすい。ありがちなミスだった。「ライが悪いところでいいショットができない」。ここはパーとしたが、その後もショットの精度を欠いてスコアを伸ばせなかった。

 米ツアーのレベルの高さをあらためて感じている。優勝争いは10アンダー前後と見ていたが、2日目で首位はそのラインに到達した。「見ているところを上にしていかないといけない」。気持ちを一度リセット。上位を目指し、ピンを攻めていく。

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2013年3月2日のニュース