複合個人で渡部暁4位 最後競り負けメダル逃す

[ 2013年3月1日 06:00 ]

複合個人ラージヒルの前半飛躍を終え、引き揚げる渡部暁斗

ノルディックスキー 世界選手権第8日

(イタリア・バルディフィエメ)
 ノルディックスキーの世界選手権第8日は28日、イタリアのバルディフィエメで行われた。複合個人ラージヒルで渡部暁斗(北野建設)が4位、永井秀昭(岐阜日野自動車)が5位に終わり、日本勢は惜しくもメダルに届かなかった。

 日本のエース渡部暁は、前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で首位と37秒差の8位につけ好発進した。10キロの距離でも途中11人までふくれあがった2位集団で好位置をキープ。しかし、最後の直線で個人ノーマルヒルを制したラミーシャプイ(フランス)との競り合いに敗れてメダルを逃した。永井も最後の周回で2位集団の先頭に立つなど積極的なレースを見せたが、最後の直線の手前で遅れた。首位でスタートしたフレンツェル(ドイツ)が優勝。渡部善斗(早大)は12位、加藤大平(サッポロノルディックク)は13位だった。

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