藍 欠場決定…タイで玉突き事故被害、首と肩の痛み引かず

[ 2013年2月28日 06:00 ]

HSBC女子チャンピオンズの欠場を決めた宮里藍

 24日にタイで玉突き事故に巻き込まれ、頸椎(けいつい)捻挫(むち打ち症)と診断された宮里藍(27=サントリー)は痛みが引かないため、28日開幕の米女子ツアー、HSBC女子チャンピオンズ(シンガポール)欠場を決めた。

 27日はホテルで静養したものの、状態は変わらず、マネジャーを通して「非常に残念ですけど、首と肩に痛みがあるので大事を取って欠場します。数週間後にはメジャー(4月4日開幕、クラフトナビスコ選手権)も控えているので、今は治療に専念します」とコメントした。

 28日にもシンガポールから一時帰国し、都内で検査を受け、また、個人トレーナーの元で治療を行う。次戦の3月14日開幕、RRドネリー・ファウンダーズ・カップ(米アリゾナ州)には出場する方針だが、コーチの父・優さん(66)は「ゴルファーにとって首はデリケート。痛みがあるのは重大なことで、用心しないといけない。次の試合まで2週間空くので、様子を見ることになる」と回復状況によっては復帰を遅らせる可能性も示唆した。

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2013年2月28日のニュース