「2番手なので気楽に」白鵬24度目Vへ始動、日馬は早速14番

[ 2013年2月26日 16:25 ]

2場所連続優勝を狙う日馬富士

 大相撲春場所(3月10日初日・ボディメーカーコロシアム)の番付発表から一夜明けた26日、北の湖に並んで史上4位となる24度目の優勝を狙う白鵬と、2連覇を目指す日馬富士の両横綱が始動した。

 白鵬は元大鵬の故納谷幸喜氏の国民栄誉賞授与式へ出席後、25日夜に大阪入り。その疲れを見せずに、堺市の宮城野部屋で四股や入念なすり足で汗を流した。春場所の4連覇も懸かり「大阪は験がいい。体調もいい」と前向きに話した。

 東を日馬富士に譲り、19場所ぶりに西へ回った。「同じ横綱でも東が半枚上。2番手ということなので気楽に行きたい」と、闘志を押し隠した。

 先場所、全勝優勝の日馬富士は、大阪市東成区の伊勢ケ浜部屋で宝富士らを相手に早速14番取った。6度目の賜杯獲得に向けて「まだ寒いので、けがだけには気を付けたい。寒いと足首の古傷が痛む」と、慎重な言い回しだった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「まだ慣らし感覚。ずっと東にいられるように頑張ってほしい」と話した。

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2013年2月26日のニュース