大岩戸 新十両から46場所、元学生横綱が戦後2位スロー昇進

[ 2013年2月26日 06:00 ]

大相撲春場所番付発表

 近大出身で03年学生横綱の大岩戸が初土俵から9年かけて新入幕を果たした。山形県出身では90年九州の琴の若以来で、新十両から所要46場所は戦後2位タイのスロー昇進。初場所は西5枚目で9勝だったが、幕内からの陥落力士が多かったという“運”にも恵まれた。

 「ずっと夢に描いていた。ここで上がれたのはうれしい」。過去2年で両肘を痛めて手術も経験。心が折れそうになったが「チャンスは巡ってくる」と言い聞かせて夢を実現させた男は、第二の故郷での大暴れを誓った。

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2013年2月26日のニュース