東京マラソン記者会見“元祖山の神”今井「しっかり攻めたい」 

[ 2013年2月22日 19:21 ]

 24日の東京マラソンに出場する有力選手が22日、東京都内で記者会見し、男子の今井正人(トヨタ自動車九州)は「高速レースとなるだろうが、しっかりと攻めていい勝負がしたい」と意気込みを語った。

 2時間8分を切って日本人1位になれば世界選手権(8月・モスクワ)代表が自動的に決まる。前田和浩(九電工)は「2時間7分台で走りたい」と代表入りを見据え、初マラソンの佐藤悠基(日清食品グループ)は「タイムや順位の目標は決めていない。経験を積みたい」と控えめだった。

 世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ」に加入したことで、従来になくトップ選手が集まった。昨年ベルリンで初マラソン世界最高の2時間4分16秒をマークしたデニス・キメット(ケニア)は「2時間4分台が出るように力を出したい」と語り、前回覇者マイケル・キピエゴ(ケニア)も「2時間5分台は出るだろう」と予測した。

 ▼今井正人の話 自信をもってここに来られた。今持っている最大限のものを出し、いい勝負がしたい。攻める走りをしたらタイムはついてくると思う。

 ▼佐藤悠基の話 七、八割の状態といったところ。マラソンがどういうものかを知るための経験として走りたい。目標タイムはあまり考えていない。

 ▼前田和浩の話 しっかりと距離を走り込み、スピードに対応できるようにやってきた。体調は上がってきている。2時間7分台で走りたい。

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2013年2月22日のニュース