レスリング連盟会長代行 3月にロゲ会長と会談「あらゆる努力すると伝える」

[ 2013年2月22日 09:13 ]

 2020年五輪で実施する25の「中核競技」からレスリングが除外された問題で、国際レスリング連盟(FILA)のラロビッチ会長代行は21日、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長と3月7日にスイスのローザンヌで会談する予定であることを明らかにした。

 ラロビッチ会長代行は「会談では、実施競技に選ばれるためにあらゆる努力をすると伝える」と述べ「観客により魅力的になるように改善すれば、まだ実施競技にとどまることはできる」と意欲を見せた。この日まで、IOCに強い反発が起きているロシアを訪問して政府のスポーツ相らと意見交換し、今後も関係団体と話し合う方針という。

 IOCのロゲ会長は、FILAのマルティネッティ前会長と会談する考えを示していたが、前会長が16日に今回の問題の責任を取る形で退任。セルビア人のラロビッチ氏が会長代行に就任していた。

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2013年2月22日のニュース