DeNA駅伝走れる!駒大・後藤田ら加入で計8人

[ 2013年2月21日 06:00 ]

DeNA陸上部への加入が決まった駒大の後藤田。13年の箱根駅伝では10区の区間賞

 駅伝参戦へ道が開けた。3月末で廃部となるエスビー食品陸上部を受け入れて4月1日に発足するDeNA陸上部に、今年の箱根駅伝10区区間賞の後藤田健介(22=駒大)、四国電力主将の岩崎喬也(29)が加入することが20日、決定的になった。現時点で選手は6人だったが、2人が加わることで7区間で行われる実業団駅伝への出場が可能になる。目標に掲げる3年以内でのスポニチ後援全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)制覇へ、まずは第一歩だ。

 大目標へ確かな一歩を踏み出した。DeNA陸上部は、3月末で廃部となるエスビー食品陸上部を受け入れる形で、4月1日に創部。エスビー食品スポーツ推進局長の瀬古利彦氏(56)を総監督に迎える新チームは、3年以内での駅伝日本一を狙っている。エスビー食品の選手は、現時点で08年北京五輪長距離代表の竹沢ら6人。実業団駅伝にエントリーする7人に足りない状況だったが、駒大・後藤田と四国電力・岩崎が加入することが決定的となった。

 後藤田は今年の箱根駅伝10区で区間賞を獲得。総合優勝は日体大に譲ったが、駒大の復路優勝に貢献した。年が明けても就職先が決まらない状況だったものの、複数の関係者によると既にDeNA側との面談などを終えているという。エスビー食品と同様に3月末で廃部となる四国電力で主将を務めている岩崎は、移籍先を模索していたところにDeNAが名乗りを上げた。エスビー食品陸上部は、この日から沖縄県内で合宿をスタート。後藤田と岩崎も、この合宿に参加している。

 1月のDeNAへの移籍会見で、瀬古氏は「まだ(就職先が)決まっていない選手や廃部になった選手と、ぜひ話をしたい」と選手獲得へ意欲を燃やしていただけに、2人の加入は朗報に違いない。また、同氏は「3人か4人は獲得したい」とも話していた。選手8人では複数の故障者が出た場合にチームを編成できなくなるため、さらなる補強に動く可能性もある。

 沖縄・宜野湾では、プロ野球のDeNAもキャンプ中だ。DeNA・中畑清監督(59)と瀬古氏は親交があり、エスビー食品も沖縄で合宿に入ったことから、同氏と選手らがキャンプを訪問するプランもある。ともに日本一を目指すDeNAのコラボレーションにも注目だ。

 ◆後藤田 健介(ごとうだ・けんすけ)1990年(平2)12月8日、千葉県出身の22歳。埼玉栄高から駒大に進学し、箱根駅伝は2年時に10区3位、3年時に10区5位、4年の今年は10区区間賞。1万メートルの自己ベストは28分56秒59。1メートル70、55キロ。

 ◆岩崎 喬也(いわさき・たかや)1983年(昭58)8月3日、熊本県出身の29歳。千原台高、日体大を経てJALグランドサービスに入社後、同チームの廃部に伴い四国電力へ移籍。1万メートルの自己ベストは28分43秒28。1メートル75、58キロ。

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