検察側 ピストリウス容疑者の保釈に反対

[ 2013年2月20日 06:00 ]

19日、南アフリカの首都プレトリアで、頭部を覆い、法廷に向けて警察署を出るピストリウス容疑者(中央)

 恋人の女性(29)を射殺した疑いで訴追された南アフリカの両脚義足の五輪ランナー、オスカー・ピストリウス容疑者(26)の保釈をめぐる審理が19日、首都プレトリアの裁判所で開かれた。

 検察側は、同容疑者が浴室内にいた女性に発砲したと述べ、事件は計画的殺人だったと主張した。南ア通信などが伝えた。共同電によると、検察は保釈に反対。一方、弁護側は、同容疑者は女性が浴室内にいたことを知らなかったとして「殺人でない」と強調した。スーツ姿の同容疑者は法廷で涙を流した。

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2013年2月20日のニュース