荻原健司が21年ぶり表彰台 大斗V 複合成年男子B

[ 2013年2月19日 06:00 ]

国体複合成年男子Bで3位となり、21年ぶりに表彰台に立った荻原健司(右)と優勝した高橋大斗

国体冬季大会スキー競技会第3日

(2月18日 秋田県鹿角市・花輪スキー場)
 複合の成年男子Bは地元秋田の高橋大斗(土屋ホーム)が、前半飛躍(HS86メートル、K点78メートル)の2位から後半距離(5キロ)で逆転して優勝した。複合団体の五輪金メダリストの荻原健司(長野・北野建設)は3位に入り、21年ぶりに表彰台に立った。

 昨年に続いて複合成年Bに出場した43歳の荻原は、前半飛躍の5位から後半距離で2つ順位を上げた。国体での復帰の際に目標とした表彰台に立ち「何とか3位に入りたいと思っていた。ゴールまで全力でいく姿は見せられたかな」と照れ笑いを浮かべた。本格的な競技復帰については「復帰とは(女子テニスの)クルム伊達公子さんのような形。僕の場合はレベルが違いすぎるから」と否定したが、普及への思いは強い。「僕の姿を見て、一人でもスキーを始めてくれたらうれしい」と願った。

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2013年2月19日のニュース