ロゲ会長「公正な手続きした」FILA会長に直接説明へ

[ 2013年2月14日 06:00 ]

レスリング五輪除外危機

 IOCのロゲ会長は13日、スイスのローザンヌで理事会終了後に記者会見しFILAのマルティネッティ会長と近く会談し理事会の決定について説明する考えを明らかにした。

 レスリングを「中核競技」から除外した決定について「私は(理事会で)投票しなかった。個人的な感情は明かさない」と感想を語らず、説明もしなかった。「FILAはこの厳しい知らせに機敏に反応し、改革を行い20年五輪に採用されるよう努力することを誓った」と述べた。

 レスリングの20年夏季五輪実施は厳しい状況だが「われわれは非常に公正な手続きをした。今回の投票結果で、五輪から除外されるわけではない」と語った。

 さらに「レスリングはリオデジャネイロ五輪で実施される。今、練習しているアスリートには“リオに参加するためにトレーニングを続けなさい”と言いたい。あなた方の連盟は20年の存続に向けて動いている」と付け加えた。

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2013年2月14日のニュース