IOC理事会投票結果公表も…近代五種票数で不可解な結果

[ 2013年2月14日 06:00 ]

レスリング五輪除外危機

 IOCは12日、理事会の投票結果を公表し、4回の投票でレスリングが終始最多の票を投じられていたことが分かった。

 最後は近代五種にホッケーも加えた3競技の決選投票となり、レスリングが8票、他の2競技が3票ずつだった。無記名で行われた投票には15人の理事会メンバーのうち、ロゲ会長を除く14人が参加。除外すべき競技に投票する方式で、ロンドン五輪の26競技を対象にした1回目の投票でレスリングと近代五種が各5票、ホッケーが2票、テコンドーとカヌーが各1票だった。

 2回目からはこの5競技に絞り、過半数を取る競技が出るまで、最少得票の競技を除きながら繰り返し実施。レスリングは2回目が7票、3回目は6票で全ての投票で最も多かった。除外の可能性が高いとみられた近代五種は票数が1回目から5、4、5、3と変動。最後の投票で1回目より2票も減る不可解な結果だった。

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2013年2月14日のニュース