元久島海の一周忌 弟子の碧山が追悼稽古

[ 2013年2月13日 18:57 ]

 46歳で急死した大相撲の田子ノ浦親方(元幕内久島海)の一周忌の13日、弟子でブルガリア出身の幕内碧山が「1年前からの一日一日が長かった」と胸中を吐露した。師匠の死去後に転籍した東京都墨田区の春日野部屋で朝稽古を行い「親方は厳しかったし、優しかった。思い出すことはいっぱいある」と追悼の意を込め、てっぽうを打った。

 師匠が部屋で倒れた直後は部屋頭として懸命に看病したが、その日のうちに亡くなった。「あの時のことは絶対に忘れない」と話す。13日は夫人の久嶋綾子さんや旧田子ノ浦部屋所属の力士らで食事会を開催。3月の春場所に向け、碧山は「突っ張って、押して勝ちたい」と自らを奮い立たせた。

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2013年2月13日のニュース